<興正寺>
興正寺(こうしょうじ)を紹介します。昭和区八事本町にある真言宗のお寺で、尾張高野とも呼ばれています。中京大学のすぐお隣で、すごく大きなお寺です。1686年の建立だそうで、とても由緒あるお寺です。
飯田街道側から入る西側のエリアがメインとなりますが、前回中京大学を紹介した際に校地IIへ向かう途中のe地点から境内に入ります。
なお、興正寺は、東山と西山にわかれ、東山を遍照院といい、西山を普門院と言うそうで、西側のエリアがメインという言い方は正しくないのかもしれません。でもだいたい皆さんが行くのが西側のエリア、西山だと思います。
東山遍照院
e地点に山手通門があります(下の写真)。こちらはお寺の東側になり、東山遍照院になります。大日堂、開山堂(弘法堂)、奥の院がありますが、お寺のメインのエリア(西山普門院)から離れています。
下の写真は、開山堂(弘法堂)です(地図のk地点)。奥に中京大学の建物が見えています。
お寺の隣りは、中京大学の裏側になっています。
開山堂から少し歩いて不動護摩堂に来ました(下の写真。地図のl地点)。不動明王をお祀りしているそうです。
不動護摩堂の隣りは、東山本堂です。こちらは阿弥陀如来をお祀りしているそうです。こちらが奥の院になるそうです。境内案内図を見ても、西側のエリアの方が大きく描かれています。
奥の院を後にして、お寺の西側、メインのエリアに向かいます。下の写真のように、完全に山の中です。ほとんど人がいませんので、女性の一人歩きはちょっと不安かもしれません。大日堂、開山堂(弘法堂)、奥の院に行かれる場合は、山手通門から入った方がいいように思います。
山の中をぐるぐる歩いていて、東山門から飯田街道に出てきてしまいました(地図のl地点~m地点)。上の写真から分かるように、本当に「山」です。奥の院からどう行けば最短コースだったのかよく分かりませんでした。
西山普門院
飯田街道を歩いて、正面の方へ来ました(地図のn地点)。こちらは、西側のエリア、西山普門院です。通常、興正寺に来る多くの人は、こちらに来ると思います。参道の奥に、中門、五十塔が見えます。この日は、出店がありました。
五重塔の前には、大仏様が見えます。
大仏様は、五重塔の前に鎮座されています(地図のo地点)。後で大仏殿ができるそうです。このような光景が見られるのはわずかな間ということになります。
五重塔は、東海三県唯一の木造の五重塔で、国の重要文化財です。
下の写真は、五重塔の東側の圓照堂です。
下の写真は、五重塔の奥に位置する本堂です(地図のp地点)。
下の写真は、西の端に位置する観音堂です(地図のq地点)。
興正寺を後にして、八事駅に向かいます。飯田街道沿い、興正寺と八事駅との間にとてもおしゃれな建物がありました。
何かと思えばサーウィンストンホテルというホテルでした(地図のm地点)。八事駅はすぐそこです。